トランポリンで健康に!スポーツとエンタテイメントの融合
現代人の多くが関心をもつ「健康」。アメリカの調査会社Nielsen(ニールセン)が行った調査では、世界の約半数の人が「体重を減らして健康になりたい」と考えており、約7割の人がエクササイズ、つまり運動・スポーツで健康になりたいと答えています(*1)。またアメリカで小学生の子供をもつ親の9割が、体育を必須科目にしてほしいと考えており、子供から大人までスポーツへの関心の高さが伺えます(*2)。
健康になるにも楽しくということで、アメリカでは「スポーツ」と「エンターテイメント」の融合が進んでいます。特に注目が集まっているのがトランポリンです。
アメリカで初の室内トランポリン施設といわれる「Skyzone(スカイゾーン)」は、2004年に最初の店舗をラスベガスにオープン以来、現在では17の州に店舗を拡大中の人気エンターテイメント施設。2015年には、アメリカ、カナダ、メキシコにつづき4ヵ国目となるオーストラリアにも進出し、アメリカのトランポリン施設としては初の100店舗開店という快挙を成し遂げました。今後もアメリカの他州、ニュージーランドでの拡大が予定されています(更新:2018年末現在、世界12ヵ国に365店舗を展開)
トランポリン施設、Skyzoneのテーマは「楽しみながら健康に!」
施設の内部は広くとても開放的な雰囲気。トランポリンは主に4つのエリアに分かれています。一つ目は、 スタンダードなトランポリンエリアで、子供から大人までが思い思いに楽しんでいます。二つ目はジャンプをしながらドッジボールを楽しめる対戦型エリア、 三つ目がジャンプをしながらバスケットゴールにシュートできるエリアで、どちらも学生が多く見られます。四つ目はスポンジの中にジャンプをしながら飛び込むエリアでこちらも子供から大人までが楽しんでいます。
どのエリアにもスタッフの監視員がついており、ゲストの安全を見守っています。施設内にはこのほかに、プライベートなパーティルームや、大人専用のシアター ルーム、待ち時間に無料で遊べるゲームコーナーなどがあります。スナックの売店もあり、施設内で食事が取れるようになっています。
施設の特徴は3つに集約されます:
- 楽しく運動ができる
- 様々な年齢層の人が楽しむことができる
- 待合室やスナック類、ゲームコーナーなどのトランポリン以外のエリアも充実している
これまでアメリカにあった室内型エンターテインメント施設とは一線を画しています。たとえば映画館と比べるとはるかに健康的な遊び方ができます。また一般的なフィットネスジムと比べるとエンターテインメント性は非常に高いと言えます。
Skyzoneが掲げている「楽しみながら健康になれる」というテーマが、今後ますます求められるのは必至で、ビジネスも客を飽きさせず継続的に利用してもらうことが可能になります。
実際に筆者もSkyzoneでのトランポリンを体験しましたが、ほんの数分のジャンプでたっぷりと汗をかきリフレッシュできました。リピーターが多く訪れるという人気を体感することができました。
Skyzoneのプロモーションビデオ
出典:
*1 Global Health and Wellness Survey 2015 – Nielsen
*2 Kids health in the classroom – Nemours