「もうすぐ春」の英語表現
Cimplex Marketing Group Inc.はロサンゼルスに拠点を置き、グローバル事業を展開する日本企業を市場調査とマーケティングの分野で支援する日系の会社です。
「もうすぐ~」と表現するのに適しているのがaround the cornerという表現です。Springを他の名詞に入れ替えて使うこともできます。
Spring is around the corner.
(もうすぐ春です)
「本当にすぐそこまで来ている」という強調でjustをつけるのもいいでしょう。
Spring is just around the corner.
(春はもうすぐそこです)
「ほぼここに来ている」という意味で、下記のようにalmost hereとも表現できます。
Spring is almost here.
(春はすぐそこです)
時期的に「~がもうすぐ」という場合は、下記のようにit’s almost time for~という表現を使います。
It’s almost time for annual pay raise. I’m excited!
(もうすぐ年に1度の昇給の時期ね。楽しみ!)
反対に「もうすぐ到達する」は、下記のようにalmost thereと表現します。
We’re almost there so be patient!
(もうすぐ着くから我慢して!)
Around the cornerは「何かがもうすぐ起こる」だけでなく、物理的に「すぐ近くにある」という意味も持ちます。以下の2つの例文のようにvery nearということです。直訳すると「角(コーナー)のあたり」ですが、角のありなしは関係ありません。
The popular bakery that we saw on TV is just around the corner.
(テレビで見た人気のパン屋さんがこのすぐ近くにあるよ)
Our building is just around the corner from where you are.
(我々のビルはあなたのいる場所のすぐ近くです)
2つめの例文は、訪問予定者が途中で道に迷って電話をかけてきたと想定して下さい。Around the corner from~で「~のすぐ近く」と説明しています。
「~のすぐ近く」としてdown the streetという表現も一般的です。これも「道を下ったところ」が直訳ですが、坂の上にあってもdown the streetと言いますし、必ずしも同じ通り沿いとも限りません。慣用表現として使われているのです。
春にまつわる英語の表現
春を間近に感じるのが「春分の日」ですね。昼と夜の長さがほぼ等しくなるこの日、英語圏ではFirst Day of Spring(春の初日)として祝うものの、祝日ではありません(アメリカの祝日はこちらの投稿を参照)。また、Spring Equinox Dayという表現も春分の日に使われます。Equinoxは「イクイノックス」と発音し、赤道(equator)と黄道(ecliptic)が交わる地点を指します。
海外の取引先に休業を案内するには、以下のような文章が最適です。ちなみに「秋分の日」はAutumn Equinox Dayです。
Our company will be closed on March 20th due to the Spring Equinox Day holiday in Japan.
(春分の日の祝日のため当社は3月20日を休業といたします)
あわせて読む
「春が来た」の英語はSpring has comeであっている?