英文メールの書き方5 Body(本文)2:本文の組み立て
Cimplex Marketing Group Inc.はロサンゼルスに拠点を置き、グローバル事業を展開する日本企業を市場調査とマーケティングの分野で支援する日系の会社です。
英文メールの書き方シリーズ、5回目はbody(本文)その2です。本文はその1からその4に分けて解説しています。
本文その1では、Eメールの趣旨を先に述べてしまうコツをお伝えしました。その後に続く本文はできるだけ簡潔に3段落くらいにまとめたいものです。もちろん、内容によっては複雑で長くなることもありますので、話を整理する上でtransitional words(移行語句)が大切になってきます。
最初の段落をFirst of all(まず最初に)のように始め、次の段落をSecond(二番目に)、その次をThird(三番目に)、最後の段落をLastly(最後に)のようにまとめると、話を上手く組み立てることができます。
他にもIn addition(加えて)、Furthermore(さらに)、On the other hand(その一方で)、Nevertheless(にもかかわらず)、Therefore(ゆえに)、In the meantime(同時に)、Also(同様に)など様々な語句があります。
これらを使いこなすことで話がとても論理的になります。もちろん、すべての段落で無理やり使う必要はありません。
本シリーズでここまで書いてきた例文を続けてみましょう。
Hello Ms. Taylor,
(一行あける)
My name is Kenji Noda. I am purchasing manager of JP Design. I am contacting you to inquire about your services.
(一行あける)
First of all, I would like to know the features of your services. Can you explain what makes your services different from others?
(一行あける)
Second, do you have a price list for your services?
(一行あける)
Lastly, do you provide customer support for companies in Japan?
(対訳)
テイラー様へ
私はノダ・ケンジと申します。JPデザインの購買責任者です。御社のサービスについて問い合わせるために連絡しています。
はじめにサービスの特徴についておうかがいします。他社のサービスとどのように違うのかご説明いただけますか?
次にサービスの価格表はありますか?
最後に日本の企業への顧客サポートを提供していますか?
この例では、各段落が短いのでどこで話題が変わるか一目瞭然ですが、文章が数行に渡ることや、段落内で改行が必要なこともあります。話題が変わったことを知らせるために、transitional wordsを利用しましょう。
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