「ご注意下さい」を表す動詞のNote

「ご注意ください」の英語

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Eメールや書類などに、Please note~とかNote that~という文がよく出てきます。こういう場合はnoteを動詞として使っています。「~に注意する、気に留める、気づく」という意味があります。

日本語でもよく「~なのでご注意下さい、ご留意下さい」のように言いますよね。その時に使えるのがこのnoteです。ビジネスでは非常に重宝する単語です。例文を見てみましょう。

動詞のnoteを使った例文

1) Please note that we are closed on Sundays and national holidays.
 (日曜日と祝日は休業となりますのでご注意下さい)

2) Note that no return and refund will be accepted.
 (返品および返金は受け付けませんので注意して下さい)

1)と2)は「~に注意して下さい」の定番フレーズで、that以下が注意する内容となっています。Eメールや英文レターの締めくくりに便利な表現です。

3) It has been noted that our security system has serious flaws.
 (我々のセキュリティシステムには深刻な欠陥があると指摘されている)

3)は受動態になっていて「~ということが気に留められた、~の注意が促された」が直訳です。冒頭のitがthat以下の内容を受けています。「~という指摘が上がった」を意味する定番のフレーズです。

4) Your opinion has been noted.
 (ご意見を承りました)

4)もやはり受動態で、一種の決まり文句です。非常によく使います。「あなたの意見に注意が促された」が直訳です。

「~に気をつける」としてbe carefulという表現を習ったことと思います。これも「注意する」として使えますが、アメリカでは物理的な対象に結びつくことが多いです。例えば、お店で注文したコーヒーを渡される時に”Please be careful. It’s very hot.”(とても熱いので注意して下さいね)のように言われます。ビジネスや文書ではnoteのほうが適切と言えるでしょう。

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