Conference, Meeting, Discussionなど会議を表す英語
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会議、つまり複数の人が集まって話し合う場を表す単語はたくさんあります。日本語でもミーティングといったり、打ち合わせといったり、カンファレンスといったり・・・。その語彙を少し整理してみましょう。
1) Let’s schedule a meeting for next week.
(来週ミーティングをしましょう)
1) のようにmeetingは社内、社外を問わず一般的に使われる単語です。Meet(会う)から来ている通り、実際に顔を合わせて行う話し合いで、上司と2人だけの話から取引先との商談まで広くカバーします。Schedule a meetingで「打ち合わせの予定を立てる」となります。Set up a meeting「打ち合わせを設定する」という言い方もできます。(参考:「~する予定」を表すschedule)
2) I have a conference coming up.
(もうすぐ会議があるの)
2)のconferenceは少しかしこまった言い方で、社内での会議に使うこともできますが、取引先とのフォーマルな会議や学会のような国際会議に対してよく使われます。
1対1から多数で行うものまで、「電話会議」はteleconferenceと総称しています。実際に会っているわけではないのでmeetingではないんですね。「ビデオ会議」はvideo conferenceです。
営業をかけている相手に「会ってお話ししたいのですが」と切り出す時は、I would like to have a meeting with you.という表現が適切です。遠方で対面できない場合はmeetingの代わりにteleconferenceやvideo conferenceと入れて下さい。また、Skype conferenceや Zoom conference などという言い方も定着しています。
3) Let’s begin discussion.
(会議を始めましょう)
3)の直訳は「議論を始めましょう」ですが、アメリカの会議はすなわち議論することなので(上司の話を一方的に聞くような会議はない、ということです)、すぐ話し合いを始めましょうという意味でdisucssionを使うことがあります。
ほかにもbrainstorming(自由な意見交換)、power breakfast(朝食を取りながらの会合)、lunch meeting(昼食を取りながらの会合、lunch conferenceとは言わない)など、色々な種類があります。
4) The manager is in a meeting now.
(課長は会議中です)
4)のように「会議中」はin a meeting (conference)で表します。
5) Meeting in session. Please keep it down.
(会議中。お静かに)
5)は会議室の外にかけられているサインと考えて下さい。「会議が行われている」はa meeting is in sessionと表現できますが、標語向けにはaのような前置詞やbeを省略します。
「会議室」はmeeting room, conference roomのどちらでもOKで、会議の種類に関係なく使えます。
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