「紹介を受ける、紹介される」の表現
Cimplex Marketing Group Inc.はロサンゼルスに拠点を置き、グローバル事業を展開する日本企業を市場調査とマーケティングの分野で支援する日系の会社です。
ビジネスの世界では人からの紹介が非常に重要ですね。例えば、取引先から紹介されて知らない会社にコンタクトする場合の「紹介」はintroduceではなくreferという単語を使います。人と人が知り合う意味での紹介がintroduceなのに対し、専門家や人脈などを推薦する紹介はreferという単語が適切です。
「紹介」に関する表現集
1) We were referred to your firm by Mr. Boyle of ABC Consulting.
(ABCコンサルティングのボイル氏から御社へ紹介を受けました)
「~から紹介されて」という時には1)のように表現します。ここではwere referredと受動態で「紹介された」として使っていますが、能動態にすると以下のようになります。
2) Mr. Boyle of ABC Consulting referred us to your firm.
(ABCコンサルティングのボイル氏が御社へ紹介してくれました)
どちらも固有名詞を置き換えて英文メールでそのまま使える文章です。
単なる紹介ではなく、referには「推薦する、差し向ける」といったニュアンスが含まれています。referの名詞形はreferral(紹介、推薦)で、これも重要単語です。以下のような表現で頻繁に使います。
3) Do you have a referral?
(どなたかのご紹介ですか?)
4) Can you make a referral to a specialist?
(専門家を紹介していただけませんか?)
Referral letterで「紹介状、推薦状」、referral programで「お友達紹介プログラム」(紹介した方にもされた方にも特典がつくプログラム)といった使い方もあります。
動詞も名詞も、すごくプロフェッショナルな響きがあるので、ぜひ活用したいですね。