良くない事態や好ましくないことを予想して「~ではないかと思う」をafraidを使って表します。
1) I am afraid we cannot be of further help.
(弊社ではこれ以上お力になれないのではないかと思います)
2) I’m afraid your statement in the meeting was out of context.
(あなたの会議での発言は支離滅裂だったと思う)
1)と2)のようにbe afraid (that)~(好ましくないこと)という構文が一般的です。相手の要求を断る表現にもなります。afraidは「~を恐れて」のように習いますね。実際に恐怖を感じるレベルではなく、良くないことが「気になって、心配になって」のニュアンスで考えればいいでしょう。
1)のbe of help という表現は、「力になる」という意味です。(参考記事:「力になる」を表すbe of help)。2)で使われているout of contextは、「前後関係を無視して、何の脈絡もなしに、支離滅裂で」という意味です(参考記事:「前後関係、文脈、背景」などを意味するcontext)。
3) I am afraid I won’t be available on that day.
(その日は私の都合がつかないのではないかと思います)
3)のように未来形の文が来るのも一般的です。
4) I’m afraid so.
(そうじゃないかと思うわ)
好ましいことやどちらでもないことにはI think so(そう思います)と言いますが、逆の場合は3)のようにI’m afraid so.となります。
5) I’m afraid you have the wrong number.
(お電話番号をお間違えのようです)
5)は電話応対での決まり文句。ビジネスでは間違い電話に対してthinkよりbe afraidと言うほうが丁寧な印象を与えます。
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