会計報告書の「最下行」を意味するbottom lineは、最終的な収益・損益を示す最も重要な項目です。そこから派生して「重要点、肝心なこと、結論」として使われています。
1) The bottom line is that we should accept the terms and conditions.
(結論を言うと、当社はその契約条件を受け入れるべきです)
2) That’s the bottom line.
(それが結果的に最重要なんです)
あれこれ説明したけれど、結果的に重要なのは~、伝えたいことは~と、話を締めくくる時に必ずと言っていいほど使われます。話が多少ごたついても、最後にこのフレーズを使うと不思議とまとまるんですよね。私はマジックワードだと思ってます。
単に「重要なこと」というより、「最終的に重要なこと」というニュアンスが強いのが特徴です。
例えば会議で、あまり要点のまとまらない発言をしていると、他の参加者からこんな風に突っ込まれることもあります。
3) The bottom line is…?
(で、結論は?)
日本語にも「帳尻」なんて、会計用語から派生した言葉がありますね。
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