サイトアイコン Simple Marketing 365

「取引する、取引、取引先」を英語でどう表現する?

取引に関する英語

日本語の「取引」はとても広い意味で使われます。英語では「商取引」を意味するbusinessが適していることが多いですが、別の単語が当てはまることもあります。

例文を見てみましょう。

1) Our company does business with manufacturers in China.
(当社は中国の製造業者と取引しています)

2) Thank you for your business.
(お取引ありがとうございます)

日本語でも「ビジネス」と頻繁に言いますが、businessはもともと「商取引」の意味なんですね。「~と取引する」の表現で最も一般的なのがdo business with~です。これはぜひ覚えて下さい。また、2)は決まり文句です。請求書などにもよく書かれています。

3) We appreciate your patronage.
(ご愛顧に感謝いたします)

3)は、2)のかしこまった言い方で、請求書などで時々見かけます。patron(後援者、得意客)という単語がありますよね。patronageはそこから派生して「引き立て、ひいき」という意味になります。なお、appreciate は「~だとありがたい」という意味で非常によく使われます(参考:「~だと(できると)ありがたい」の表現

4) Verify your last transaction to avoid any fraudulent activity.
(不正行為を避ける為に、お客様の最後のお取引をご確認下さい)

銀行にお金を預け入れたり、銀行からお金を引き出したりしますよね。最近はオンラインで振込や送金もできるようになりました。そういった行為を日本語で「取引」と総称しますが、それに当たるのがtransactionです。actionとついているように、お金などをやり取りする行為を示します。クレジットカードの取引も同様です。

ほかの単語としてdealやtradeがあります。dealは「極秘に取引する」のようなかけ引きや交渉によって成立させる策を指し、tradeは主に株や金融商品の取引を指します。tradeには「貿易」という意味もあります。

5) The bottom line is that we should close the deal this week.
(重要なのは今週中に取引をまとめることです)

6) Deal?
(取引成立?)

ビジネスに限らず日常会話でもしょっちゅう使う表現です。例えば、I’ll drive and you’ll pay for dinner. Deal?(私が運転するからあなたが夕食をおごって。取引成立?)のような感じです。このような交渉、駆け引きに使うのをdealと覚えて下さい。(「奢る」の表現については、こちらのブログを参照)

「取引先」として一般的なのがclientです。customerと言っても問題ありません。

あわせて読む:

「重要点」として締めくくりに使うbottom line

コンタクト

当ブログはCimplex Marketing Group, Inc.が運営しています。 お問い合わせや資料のご請求は会社サイトからご連絡いただけます。

コンタクトページへ